カテゴリー:KBほっと通信
とあるコンサートに、友人と行った時のこと。
席が遠く、舞台の人が豆粒サイズなもので、
二人とも双眼鏡を持っておりました。
私のにはヒモがついています。
席について、早速双眼鏡を首にぶら下げた私の姿を
見た彼女は、
「ぶら下げないと不便よねぇ」とつぶやきました。
そう、彼女の双眼鏡にはヒモがなく、
手で持たなければなりません。
コンサート中は、
拍手もしなければなりません。
手拍子も打たなければなりません。
こぶしも突き上げなければなりません(!?)
・・・なのに片手には双眼鏡。
しばらく「う~~~ん。」「う~~~~~ん。」と
うなっていた彼女。
急に前かがみになって動かなくなりました。
どうしたかと思ってよく見ると、
履いているスニーカーの靴ひもを
一生懸命ほどいているではありませんか。
「これでいけるかも・・」
そう言いながら、その靴ひもを双眼鏡にくくりつると、
ぶら下げタイプに早変わり。
す・すごい!
人間、追い込まれたらいろいろ工夫するもんだな。
彼女の機転に感心しつつ大笑い。
コンサート中、心おきなく双眼鏡をぶら下げて
幸せそうに拍手し、手拍子し、
こぶしを突き上げる彼女でした。
【し】
会長
技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。