三級整備士のブログ⑥ウォーターポンプ編

カテゴリー:整備日誌

こんばんは🌝

 

先日は、初めてウォーターポンプの交換作業をさせて頂きました😁

お車の車検の受け入れ点検をする際ボンネットを開けるとエンジン周りから異音が出ており点検するとウォーターポンプにガタが確認出来ました!

そもそもウォーターポンプとは?

ウォーターポンプは、エンジンを冷やすクーラント(冷却水)を循環させる役割を担う大切な部品です。
エンジンの熱で高温になったクーラントはラジエーターで冷却され、再びエンジンへ戻されます。ウォーターポンプはラジエーターとエンジンの間に配置されており、プーリーを介してタイミングベルトやファンベルトにより駆動されることでクーラントを強制的に循環させる働きをしています。

10万キロを超えてくるとこのウォータポンプも劣化が進んできます。

まずは冷却水を抜きファンベルトを取り外してウォーターポンプを取り除いていきます!

ボルト8本で固定されていて外していきます(これが、また狭くて工具が入りにくいのです笑)

自分の持ってる工具をフル活用し上司にアドバイスしてもらいながらやっと外せました😁

↑新しいウォーターポンプです。外した所を清掃して取り付けていきます!取り付けるのは逆の手順なのですが8本の内1本は14ミリのボルトで止まっていて7本は12ミリで止まっています!

14ミリの方は71Nm 12ミリの方は25Nmトルクレンチで規定トルクに締め付けます!

上司に入念なチェックを受けボルトのマシ締めをしてもらったらベルトを取り付け冷却水を入れます。

冷却水を入れたらラジエーターキャップテスターを使い圧をかけて漏れがないか確認します!

ウォーターポンプ周りに白スプレーを吹き、取り付けた所から漏れがない事を確認出来たら最後に清掃して↓

エンジンを暖気させエアー抜きをしサーモスタッドが開くまで冷却水の温度を上げたらウォーターポンプ交換の作業完了です!😄

今回は右のフロントタイヤを外せば出来る一番作業しやすい車種でしたが次はもっと難しい車種に挑戦していきたいと思います😁

また初めての作業やもっと高度な技術がいる作業をした時はブログに上げていきたいと思います!

長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました😊

笠井 利昭

部門/役職

会長

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技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。