カテゴリー:KBほっと通信
関西に出てきて驚いたのは、
「はも」が湯引きされ、刺身のように盛られて、
そのまま食べられるように売られていることでした。
しかも、初夏の風物詩的に持ち上げられ、
結構“粋(いき)な”食べ物みたいな位置づけ。
関西に出てくる以前に私が食べていた「はも」は、
主に煮付けで登場し、
漁で獲れたものをそのままもらっていたのかどうかも
定かではなく、
ただ確実に言えることは、
食べるたびに骨がコツコツコツコツして、
子供にとってはうんざりな一品だったということです。
あるとき「晩ごはんのおかず何?」と聞き、
「ハム」と言われて嬉しかったのに
食卓に並んだ「はも」を見て
その落差に、一気にテンションが下がった子供の頃。
(今思えば
“夕飯のおかずがハム”も淋しいっちゃ淋しいですが)
そんな経験を経て、
こっちでたまたま湯引きはもを食べてみたところ、
骨が全くコツコツ当たらないことに超~~驚きました。
あとで知ったプロの技「骨切り」。
そうだったのかぁーーー!!!
おかげで長年の「はも=苦行」イメージも払しょくされ、
進んではもを食すようになった大人の私でした。
【し】
会長
技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。