
カテゴリー:整備日誌
最近の車は様々な所が電動化されていますが、パワーステアリングも電動化されています。
パワーステアリングとは簡単に言えばハンドルの操作をアシストするものです。従来の物は油圧でアシストしていました。
それを近年はモーターでハンドル操作の負担をアシストしています。
パワーステアリングが機能しなければどうなるのかはエンジンをかけずにハンドルを動かしてみれば良くわかるかと思います。
重くてハンドルが動かないはずです。
従来の油圧式に比べてオイルも無く交換もしやすくなり助かりますが交換後に大事な作業があります。
モーターで駆動する為、コンピュータからの指示により動くのですが交換をすると学習が飛びます。
学習させずにエンジンをかけるとハンドルは重くて動きません。
学習する為にはテスターで勉強させます。
トルクセンサー0点補正
アクチュエーター角中立点補正
など必要な学習をさせて初めて正常に作動します。
最近の車はコンピュータの制御部分が増えて
交換して完了とはいかなくなりました。
会長
技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。