
カテゴリー:整備日誌
最近使用する機会も増えてきた車のエアコンですが、エアコンの不調の点検依頼も増えてきました。
今回の点検依頼はキャンターのエアコン不調です。
エンジン始動時は問題ないが時間が経つと風が出なくなるとのご依頼です。
エアコンの冷えが悪いのではなく風が出なくなるとの事。
点検を始めた所、確かに不調は感じません。
むしろ冷えも良く風もでています。
時間が経つと不調が出るとの事なので一旦エンジンをかけた状態で様子を見ます。
40分程経ち確認しに行くと風が殆ど出ていません。ゲージマニホールドの圧力も低圧が0MPaになっています。
低圧パイプに関しては真っ白になっておりエバポレータに霜が発生して凍ってしまい風がエバポレータを抜けてこないと判断しました。
フロスト現象と呼ばれるものですが原因も様々です。空気流量の不足や冷媒の流量の過多、温度制御が上手く出来ていないなど状況によって不調の原因となる所が違います。
これから使用頻度も増えてくると思いますのでエアコンの点検も必要になります。
快適な車内で運転するためにご検討いかがでしょうか?
会長
技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。