なつかしんでもらう写真

カテゴリー:KBほっと通信

先日帰省した際、自分自身に課したこと。
それは・・・旧友の生家の写真を撮ることでした。

小学1・2年と同じクラスだった女の子。

6年生の時に彼女は四国から関西に引っ越しましたが、
その後もお付き合いは続き、
10年に1度ぐらいのペースで会っている、
奇跡的な関係です。

その彼女と2か月前(10年ぶりに)夙川で会った時、

「生まれた家もどうなってるかな~・・・
どう使ってもいいから建物はそのままにしておいて、と
お願いしてあるんだけど」と彼女。

そこで私が勝手に使命感を燃やし、
(彼女には内緒で)
帰省を機に彼女の家を写真に納めてくることにした次第です。

私の自宅から離れているわけではないのですが、
めったに足を運ばない方向にあるので
私自身そこに向かうのは40年ぶりです。

自分の家でもないのに、
路地を入るとドキドキが止まりません。

やがて右前方に見覚えある家が見えてきました。

玄関・・・うんうん、こんなだった。
女子児童達あこがれの、バラのアーチはなくなってるなぁ。

庭・・・ちょっとした雑木林ほど広く感じたけど、
こんなにこじんまりしてたっけ。

でも外観の印象は変わってないなぁ~。

軽自動車が止まっていて、今もどなたか住まわれている様子。
いつ玄関から住人の方が出てきやしないかと、
ヒヤヒヤしながら何枚かパシャパシャ。

そして自己満足な使命を終えて帰る道すがら、
他にもいい被写体があればと思ってキョロキョロ。

改めて見回すと、
なつかしさを呼び起こすスキも与えないほど
変わり過ぎているところも多かったのですが、

雰囲気の変わっていない小学校、八幡神社あたりは
昔一緒に遊んだ頃を思い出させてくれました。

なつかしんでもらうつもりが、
私自身がなつかしい思いでいっぱいになった
撮影の旅でした。

 【し】

笠井 利昭

部門/役職

会長

コメント

技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。