引越しの大安

カテゴリー:KBほっと通信

このところ、急に春めいてきましたね。
そういえばもう3月も半ば。卒業・入学・異動・引越し・・・
いろいろな動きが出てくる季節です。

引越しで思い出すのは、かれこれ10年前。
豊中の庄内から服部緑地の近くに引っ越したときのこと。

私が男だったら軽トラでも借りて自分で運んでしまったのでしょうが、
非力な女ゆえ、近場の引越しでしたが業者に頼むことにしました。

そして選んだのが日曜日。
土曜日に片づけをして日曜日に引越し・・・
というスケジュールの中で、たまたまその日が大安だったんです。
まあせっかくの「門出」だし、
大安でちょうどよかったわ、な~んて思ってました。

お願いした引越し業者によると、
「午前中は予約がいっぱいなので、午後1時からになる」とのこと。
さすがに大安は多いなぁ、と思いつつも
「午前中がいっぱい」ということをさして気にもせず、その日の予約を入れました。
(それがとんでもないことになることも知らず。)

引越し前の1週間。
自分なりに段取りを決め、
組み立て家具はバラし、荷物は段ボール箱に入れ、
汚れたところは掃除をし・・・
準備万端整えてその日を迎えました。
その日の12:30には全て荷造りし終わった部屋でスタンバイ。
あとは業者を待つばかり。

そこに第1回目の電話。
「午前中のお客さんのところで時間がかかっているので1時間ほど遅れます。すみません。」
「えー」・・・
ま、仕方ないか。
・・・
そして1時間後「もう少し遅れます」とまた電話。
結局それからもう2回ほど電話があり、うちに到着したのが夕方5時。
なんと4時間待ち!

どれほどトロくさいのか、と思いましたが
5~6名の若者、皆が皆、忍びの者かと思うほど
動きは早いし静かだし(部屋の中ではすり足に近い)、
あっという間に運び終わり。

引越し先(車で10分ほどの距離)でも
同じ調子でまたたく間に作業完了。終わったのが6時。
4時間待って、正味かかった時間は1時間。

こんなに時間が押したのはこの子達のせいじゃないな、とよくわかり、文句も言えず。
聞くと、午前中の家が全然準備をしてなかったらしく
それで手間取ったということでした。

私も甘かった。
他の人も自分と同じように、それなりに準備をして引越しに臨むというわけではない、
ということに気が付かなかったのですから。

◆教訓◆
引越し業者に頼むなら、朝一番の予約を取るべし。これぞ引越しの大安(大いに安心)なり

   【し】

笠井 利昭

部門/役職

会長

コメント

技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。