カテゴリー:KBほっと通信
4月ですね。ここ大阪では桜も真っ盛りです。
もう少ししたら学校関係の入学式なんかが行われますね。
私が幼少の頃にあこがれた「大人の姿」は、
漢字をサラサラ書ける、ということでした。
ペンや鉛筆を、音が聞こえるほどにスピーディーに走らせて、
こみいった縦横縦横の線の組み合わせで字をつくりあげていく。
小学校に上がる前、この姿にあこがれ、自分でも書きたくて、
親に「漢字が書きたいよぅぅ」とすがりつくも
「小学校に上がったら教えてくれるくれる」といなされ、
絶対に教えてくれませんでした。
時代と家庭環境が違っていたら、
そのやる気を活かして英才教育でも受けていたかもしれませんね。
仕方なく、鉛筆を借りて縦横縦横と線を重ねてみるも、
できあがったものは単なる「枯れ木の寄せ集め」。
私はこの「枯れ木の寄せ集め」から脱却したくて、小学校への期待がさらに強まりました。
やがて小学校に入学。
国語の時間、漢字が出てくると、
しかもだんだんこみいった字を習うようになると、
「これよこれ」とばかりに嬉々として漢字を書いていたのを記憶しています。
今となって思えば、
「喜んで小学校に通えるように、楽しく勉強できるように、
乾いたスポンジ状態にしておいてやろう・・・」
という親の教育だったのかもしれません。
そのおかげで、
何も見ずに「薔薇」という字が書けるほどの漢字通ではありませんが、
幼少の頃あこがれていた「漢字をサラサラと書ける大人」には、なんとかなれたようです。
【し】
会長
技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。