カテゴリー:KBほっと通信
地震、雷、火事、親父。
という言葉、私が小学生位の頃よく耳にしましたが、最近はめっきり聞く事もなく、
そのような言葉を発するものなら、きっと周りから、「ふっるぅ~」的なつっこみを
うけるのでしょう。
どうして私がこの言葉を思い出したのかというと、
最近外を歩いていたら、ゴロゴロ~っと雷が近づき、怖い思いをしたからです。
ピカッ!!と光ると、どうしても1、2、3、、、とカウントしてしまう私。
そしてそれがカウント3あたりで、なろうものなら人目をはばからず、
声をあげてしまい、うずくまってしまいます。
家の中でいる時は、嵐が来ようが、雷がなろうが、お構いなし(むしろちょっとテンションあがる)
なのに、外に一歩でて雷が近づこうものなら、あの木を伝って私にびりびりがきたらどうしよう。
あの電柱を伝って私にびりびりが・・・。なんて常に考えてしまい、
とてもではありませんが、まともには歩けません。
(どうせ、落ちる時は落ちるのだから、びくびくしたって仕方がない!というような強い心が欲しい)
最近、ニュースでよく見かけるんですもの。
“雷が人に落ちる”といった感じのニュースから
そして“どうやって雷を防ぐか”といったものまで・・・。
地震、雷、火事・・・。どれもとても怖いものです。
ただ、今の世の中どうやら親父だけはそんなに怖いものではなくなって
きてしまっているのではないでしょうか。
そう感じるのは私だけでしょうか・・・。(地震、雷、火事・・・まれに親父。なら納得)
子供に嫌われないように、無視されないように、
なんでも許してしまうお父様方、増えているような気がします。
学生の頃、周りの優しいやさしい(なんでも許してくれる)
友達のお父さんが羨ましくてしかたありませんでした。
「私のお父さんはだめといった事がない」みたいな事をさらりと言う友達がいたのです。
その頃、私のお父さんと言えば・・・。「何時に帰って来い」といえば
その時間の1分でも過ぎれば玄関で仁王立ち。(まさしく昭和初期の父の図、おぉ~こわ。)
そんな父に逆らう事もできず、心の中で(うちのお父さん厳しすぎるわ・・・。)
と、いつも思っていましたが、
今、改めて考えると地震、雷、火事、親父。の言葉のごとく、
父が火事の次に怖かった。天災の次に怖い存在。
それが理想では・・、と思う今日この頃なのです。
それでこそ日本の親父というものではないでしょうか。
甘い中にみた優しさ、、、よりも厳しい中に垣間見た優しさは格別なものです。
地震、雷、火事、親父・・・。
天災は忘れた頃にやってくるといいますよね、なので忘れないようにします。
【幸】
会長
技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。