カテゴリー:整備日誌
エンジンが始動出来ない。クランキングも軽いので、タイミングベルトが切れたのではないか?
との事で入庫頂きました。
実際にクランキングをすると確かに軽く、フィラーキャップを外して、
再度クランキングすると、カムシャフトは回転している。
圧縮がないのでは?と圧縮圧力を測定すると、2番シリンダー及び3番シリンダーの
圧力が0㎏/㎤であった。またプラグホールからエアーを放り込むとインテークへと抜けていく。
この車種は、排気バルブのシート部分やバルブフェースが摩耗して圧縮が低くなるのは、
よく見受けられるが、今回はインテーク側だ。
珍しい案件である。
分解点検をおこなうと、
カムシャフトを取り外している状態ですが、インテークバルブが開いています。
バルブのガイド部が落ち込み更にバルブステムが曲がってしまってました。
会長
技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。