セミの亡骸(なきがら)

カテゴリー:KBほっと通信

この季節、ふと自宅のベランダを見ると
セミの亡骸がぽつんと落ちていることがよくあって。
松林が近いせい?

うー・・・ん。
過去にこのほっと通信(バックナンバー2007/02/13あたり)に登場した
虫嫌い女子さんのように
キャーキャー騒ぐこともないのだけれど、
やっぱり、うー・・・。好んで近づきたくはない。

 

これが会社で掃除しているときに見つけたら
平気でさっさか片付けられるんですけどね。
会社モードの時は妙なアドレナリンが出てるみたいです。
それが家に帰るとそうでもなくて。

 

さてセミの亡骸をどうするか。⇒丸一日そのまま寝かす。
⇒次の日見る。⇒なくなっている。(ラッキー。鳥さんが持って行ってくれた?)

 

しかしそんなラッキーはめったに起こらず。
2日経っても売れ残っている。新鮮じゃないと無理よね。
そんなゴミの日の前夜。もう観念しよう。

 

(あえて)暗い中、めがねを外して焦点をぼやけさせ、ぼんやりとした輪郭の亡骸を
ほうきでそっとちりとりにおさめ、ゴミ袋の中へ・・・

入れようとするのに、セミの脚のイガイガがほうきにからまって外れない。

それしきのことで
『(死後2日経っているにもかかわらず)断末魔のあがきを勝手に妄想して
ひぃっっとなってしまう』おくりびと失格な私。

 

ま、そんな儀式を人知れずベランダで繰り広げている夏の夜です。

【し】

笠井 利昭

部門/役職

会長

コメント

技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。