「究極」という言葉との出会い

カテゴリー:KBほっと通信

「究極のラーメン」
「究極のカレー」
「究極の親子丼」
「究極のモンブラン」
(食べモンばっかりやないかーい)

・・・と、巷では「究極」の大安売りなので
子供でも何となく意味はわかるだろうし
ませた子なら自分でも使っているかもしれません。

ところで、この「究極」という言葉。
皆さんはいつ頃からご存知でしたか?
ひんぱんに言いだしたのってここ10年ぐらい
でしょうか。

私が「究極」という言葉に初めて出会ったのは
何十年も前の高校1年の授業中。

先生に意見を求められた、ある男子が
「究極的に言うと・・・」と意見を述べ出し、
先生も一瞬ハッとして。
教室中のあちこちで、小さなさざめきが起こりました。
「キュウキョク・・?」「きゅうきょく・・?」

私同様、その時初めて耳にした子も多かったのではないでしょうか。
何の授業で、どんな質問に対してどんな回答だったのか、
肝心なところは全く覚えていませんが、

落ち着いた彼の横顔と「究極」という言葉に
突然「大人の世界」が舞い降りたように感じた、
青春の思い出のひとコマです。

ちなみにその人は今
某新聞社で編集委員をされているようなので、
その頃から語彙が豊富だったのでしょうね。

  【し】

笠井 利昭

部門/役職

会長

コメント

技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。