三級整備士の挑戦

カテゴリー:整備日誌

整備技研一の知識を持つ長野検査員に新しい題名を考えてもらいました😎

今回は役50万キロ走行の30系プリウスです!

このお客様は3ヶ月に一度オイル交換を欠かさないお客様でとてもお車に気を使っております!

これは僕が初めて作業させて頂いた時に思ったのですがレベルゲージでオイルの量をチェックした時「こんなに走行距離が多いのにオイルの色がめちゃくちゃ綺麗🤩」正直、一万キロや二万キロのお車とほとんど変わりません!

やはり車にとってオイル交換は1番重要なのです!!!

それでもやはり他のパーツは経年劣化してしまいます。

今回は、インテークマニホールドとEGRの交換 スロットルバルブの清掃などをやらせて頂きました。

入ったばかりの頃日産のインテークマニホールドを外すのに死ぬほど時間がかかってたのを久々に思い出しました笑

エンジンは、空気と、キャブレターが噴射する燃料とを混ぜた混合気を、より多くシリンダーに送ることでパワーを得ることができる。インテークマニホールドの役割はこの混合気をエンジンの各気筒に均等に送り込むことですが、下の写真の様にダストが詰まってくると混合気を均等に送り込まないのです!

そしてこちらがEGRですね。以前にも説明した通りEGRとは直訳すると「排気ガスの再循環」という意味でいったん排出された排気ガスを再度吸気ポートに戻し、燃焼室に送る仕組みがEGRです。排気ガスをできるだけ直接排出しないことで、ガソリンエンジン車の場合は特に燃費の向上に役立ちます。

ディーゼルエンジン車の場合は、排気ガス内に含まれる有害物質NOx(窒素酸化物)の排出を減らすことが出来ます。ですが、ガソリン車の場合は三元触媒のおかげでNOxをほとんど排出せずに済むのです。

こちらも新しいものに交換させて頂きました!

こちらがスロットルバルブです!(写真見にくくてすみません🙇‍♂️)

スロットルバルブには、エアクリーナーで除去しきれなかったダストや排出ガス再循環装置(EGR)から吸気系に戻される排出ガス、そしてPCVバルブを通じてブローバイガスによる汚れが付着・蓄積します。

こちらも清掃させて頂きました!

全て組み付け各パーツごとにチェックしてもらいダイアグコードを確認、アイドル回転数も無事に正常な数値が出たので作業完了です!🫡

これだけ長い間同じ車を乗り続けるというのはとても素晴らしい事だと思います!

これを読んで頂いたみなさんにも是非自分のお車を大切にしてあげて下さい🙇‍♂️

笠井 利昭

部門/役職

会長

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技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。