三級整備士のブログ⑬ エンジンマウント交換

カテゴリー:整備日誌

こんにちは🌞

いつも三級整備士のブログを読んで頂きありがとうございます😊

今回も初作業シリーズということでエンジンマウント交換です!

エンジンマウントとは?

車のエンジンは、エンジンマウントというゴムでできた部品でボディに取り付けられています。頻繁には交換不要ですが、年数や走行距離が多くなってくると交換が必要となる部品です。

エンジンマウントの交換時期の目安は、一般的に10年・10万kmと想定されています。ですが、使用状況によってはこれより早く交換が必要なケースもあります。

今回は日産キャラバンのエンジンマウントを交換しました!

車検作業なので車をリフトに設置する時シフトチェンジを行った際(Dから Rにチェンジした時)にシフトショックがいつもより大きかった為(走行距離も10万キロを超えていました)これはもしや?と思いリフトアップすると

やはり右上の方に亀裂が入ってました!

↑こちらが新品のエンジンマウントです!

すぐに新品の部品を手配し交換作業に入ったんですがエンジン周りの部品という事で中々工具が入りません😅

いつも通り先輩メカニック達に助けを求めます笑😝

コツを教えてもらいよーやく外れました!!!

後は外した逆の手順で取り付けていきます!

工具が入りにくい場所のボルトもきっちりと規定トルクで締め付けチェックしてもらい作業完了です!

いやー苦戦しました!笑

ちなみに、劣化したエンジンマウントをそのまま放置してしまうと、さまざまなリスクが発生あります。

例えば、極端な劣化で不具合が生じると、エンジンを正しい位置に固定しておくことができません。そうなると、加速・減速の際にエンジンが暴れ回り、周辺の部品に接触して危険です。衝撃や異音で車内の快適性が損なわれるほか、周辺部品が破損するケースも考えられます。

仮に、エンジンマウントがちぎれて破損しても、エンジンが脱落することはありません。また、車検の検査基準にはエンジンマウントの項目がないため、劣化したまま放置していても車検に落ちたり整備不良を指摘されたりすることもありません。

そのため、ついエンジンマウントの交換を後回しにしてしまうかもしれませんが車に負荷がかかることに変わりはありません!安全な走行をする為にもエンジンマウントの重要性は理解しておく必要がありますね😎

•年式が10年以上

•走行距離が10万キロを超えた

•シフトチェンジした時のシフトショックが大きくなった気がする

•アイドリング中の車の振動が大きくなった

これらの症状はもしかしたらエンジンマウントが劣化しているかもしれません。

もしも思い当たる節があるお客様がいらっしゃいましたら是非整備技研へお越しください😊

笠井 利昭

部門/役職

会長

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技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。