メカニックに聞く!!車のいろいろな事 ①

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こんにちは、営業の杉本と申します。4月に入りあたたかい気候になり春らしくなってきましたね!!あたたかくなってきて、過ごしやすい季節にもなりますので、お車でのお出かけも増えてくると思います。

そこで!!今回、私のブログ発信としまして、お客様からのよく質問されることや、私自身がお客様に知っておいてほしいこと、車の事があまりわからない方へのお車のメンテナンスに関わる情報発信、私がお客だったらこんなこと知りたいな、あんなこと聞きたいな・・。等、車に関することを弊社メカニックにいろいろ質問攻めしていこうという企画です。

私自身も勉強していこうと思いますので宜しくお願い致します。

 

 

記念すべき①回目はエンジンオイルの役割に関することです。

エンジンオイルについてが伝えたいことがたくさんありすぎて

長々となってしまうので何回かに分けて発信していこうと思います。(すみません(笑))

 

それでは・・・。弊社、サービス部 鎌田チーフメカニックに聞きました!!

『エンジンオイル交換の重要性ってどーなんですか?』

・エンジンオイルは車にとってすごく重要な役割を持っています。簡単に言うと、人間の体には血液が流れていますよね!!それと同じで、車のエンジン内部を循環しているのが、エンジンオイルとなります。エンジンオイルはまさに車の血液みたいな存在だそうです。わかりやすいですね!!

オイル交換を忘れがちな方、まだまだ大丈夫だからと言われるお客様がいらっしゃるそうなんですが、鎌田チーフいわく、定期的なオイル交換でエンジンオイルのコンディションを良い状態で維持することで、エンジンを長くベストな状態で保つことが出来る。これは、エンジンの寿命にも関わってくる。エンジンオイル交換をほったらかしにしていると後々、コストがかかる修理になっちゃうそうです。そのために重要なのが、エンジンオイルの管理をしっかりと行う事と聞きました。ですので、お車の乗り方、用途にもよるのですが、定期的なオイル交換・エレメント交換を含めたオイル管理はものすごく大事なんです。

エンジンオイルの役割がいくつかあるのでご紹介致します。

エンジンオイルの役割

1.潤滑の役割
金属摩擦を減らし、エンジンをスムーズに動かします。エンジンオイルが少ない状態だと金属摩擦が大きくなり、内部を傷つけてしまいます。
2.密封の役割
ピストンとピストンリングの隙間を密閉してガス抜けを防ぎ、パワーを維持します。
3.冷却の役割
エンジン内部の熱をオイルによって吸収してオーバーヒート(焼付け)を予防します。
4.洗浄分散の役割
エンジン内部のスラッジ(ヘドロ)と呼ばれている汚れ等を取り込み、エンジン内部を綺麗に保ちます。
5.防錆の役割
エンジン内の水分や酸が原因で発生する錆を防ぎます。

弊社では、3.000㎞でのオイル交換を推奨しています。えっ!? 3.000㎞⁉と思われるかもしれませんね。

エンジンに関してベストコンディションを維持していくには3,000㎞を推奨します。車種によっても異なりますが、自動車メーカーでは走行1万~1万5,000kmまたは1年と指定している車種もあります。ですが、道路の渋滞や買い物等で少しの距離しか走らない状況であっても、エンジンオイルは劣化してしまうと考えたほうがいいと思います。

アイドリング状態が長い乗り方も要注意です。新車時のコンディションを維持するためには、3.000kmまたは半年のサイクルで交換するのがオススメです。エンジンオイルには、エンジンの汚れをとる清浄作用がありますが、運転するたびにエンジンオイルはどんどん劣化していきます。、弊社メカニックの話では、走行距離が50,000㎞、100,000㎞、150,000㎞に達した際のエンジンのコンディションは明らかに違うそうです。

また、エンジンオイルは走らなくても劣化します。
エンジンオイルはサラダオイルなどと同じで、空気や水分、熱などで酸化しますので、たとえ距離を走らなくても交換する必要があります。運転の仕方、環境でオイル交換時期も変わってきますが、クルマを長持ちさせるためにも、目安として少なくとも半年に1回はオイル交換をしましょう。

オイル交換の重要性をたくさんの方に知っていただき、お車を大切に、長く乗っていただきたいと私は思います。

長くなってしまい、また、なかなかうまく説明できませんでしたが、今回は、ここまでとなります。

 

次回、第2回はエンジンオイルの粘度についてご紹介させて頂きたいと思います。

 

 

 

笠井 利昭

部門/役職

会長

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技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。