めくるめく甘い快楽におぼれて

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毎年、クリスマス前に社員全員に配られるケーキ(直径20cmぐらい?)、甘党の私にとって何が嬉しいかといえば、 (あ、タイトルにつられて思わず読み始めたあなた、読むのやめないように!笑)このケーキを切らずに丸ごとフォーク1本で征服できるということ。

日頃、ケーキ屋さんの前を通るたび、買うべきか買わざるべきか、心の葛藤と戦うのだが、結局買ってもショートケーキ1個2個ぐらいで、丸ごとのケーキは買う勇気がない。(第一、値段が高いので家計を圧迫するのだ!)

そんな日頃のうっぷんを一気に晴らしてくれるのが、この ”クリスマスひとり一大イベント「ケーキ丸食い大会」!” この日に備え、前1ヶ月は甘いものを控えた生活を送っている私。この日にかける意気込みをわかっていただけようというもの。

しかし、たかがケーキとあなどってはいけない。体調もよくないと、いくら気持ちが入っていても身体が受け付けてくれないのだ。だから逆に、このケーキのたいらげ具合で体調のよしあしがわかってしまう。なんて不健康な「健康のバロメーター」なんだろ・・・。

 

私の場合、絶好調の年は2日で食べ尽くす。こんなときは達成感にひたり、実に気分爽快!しかし、ちょっと体調のよくない年は、2日かけても3分の1ほど残ってしまう。こんなときはちょっぴり悔しい。でも、冷凍しておいて少しずつ食べるという楽しみが残るから、まあいいか、と自分を納得させる。
さあ、今年もあとわずか。節制して来たるべき日を迎えようっと。(これって、忘年会シーズンを前に、胃腸の調子を整えようとするお父さん方と 同じかしら・・・。)

何年も前に、深夜、会社で社長と専務が、二人でこのケーキをつつきあっていたときに(想像したくない図だ・笑) 道を尋ねて入ってきた人がいて、その人はぎょっとした顔をしていたそうな。
そりゃびっくりするでしょうね。 いかつい男が二人、酒でもかっくらっているならともかく、顔寄せ合って、生クリームたっぷりのケーキをつつきあう姿って。(ちなみにこのとき「腹減っとったから」二人で1個たいらげたそうですが・・・)

うちの社長も専務も見た目と違って甘いもの大得意。今は身体のことを考えて(?)あまり食べなくなりましたが、以前はおまんじゅうなら1個、とかじゃなくて1列まるごといっちゃってましたから。

辛党のみなさん、胸が悪くなったらごめんなさい。

<KB通信23号掲載(1998年11月) >

笠井 利昭

部門/役職

会長

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技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。