たとえ~どんなにあばらが折れようと~(骨折ひとり旅)

カテゴリー:ゴルファーな小部屋

祭りでみこしをかついでいた時だった。  
ぱき・・・! 自分の身体の中で何か音がした。 

その瞬間、頭をよぎったのは  「ゴ、ゴルフはどーなる・・・!」ということだった。 
あとで医者に診てもらったところ、案の定、ろっ骨が折れていた。何がつらいといったって、仕事にさしつかえるとか、酒が飲めないとか、そういったモンじゃなく、ただひとつ!・・・ゴルフができぬ~・・・! 
これからシーズン本番。 しかもゴルフの調子も上向きだった(ホンマでっせ~)・・・ という、悔やんでも悔やみきれない状況。

実はその1週間後に土・日の連チャンでゴルフがあったのだが・・・。
土曜日は勝負にこだわるゴルフだったゆえ、こんな状態で行くと相手に失礼だと思い、事情を説明してキャンセル(なんせ、まともにスイングさえできないもんで・・・)。 
おなじみの参加メンバーからは、 「君とは当分でけへんなァ。(にまにま)」とのおやさしいお言葉。当分て~・・・。 

一方、日曜日は近所の人たちとワイワイガヤガヤのゴルフ。 
「まあ、プレーはできなくても、キャディーでもええわ」と思って無理やり参加。 
そして、いざティーグランドに立つと、プレーしたくてうずうずし、無理やりプレー。コツンコツンとしゃくとりゴルフ。 150ヤードをなんとスプーンでワンオン。バーディーもありいの、片手ショットもありいの、で、朝のハーフは60。

いやー・・・。「年配の人のゴルフ」を経験させていただきました。 
しかしまあ、なんとコースの長く感じたこと。 
昼からは3ホール行ったところでついに力尽き、キャディーに変身。我ながらなんでプレーフィーを払ってキャディーをしてるのか・・・!
コースキャディーさんも不思議がっていた。

しかし、思いっきりスイングができないゴルフは別名「ストレス製造機」。 
やっぱりここは悪あがきせず、しばらく安静にして、よくなってから思いっきりやろう!と、(あきらめというか、悟りというか)固く決意した今日この頃。あ~つらいのぉ~。

当時、ご近所の手前、骨折の理由をおおっぴらにしたくなかった社長ですが「もう時効」ということで、今回、最初の一文とはっぴ姿のイラストを追加しました。

<KB通信23号掲載(1998年発行)>

笠井 利昭

部門/役職

会長

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技術の最先端を求めて!社名を考えました。お客様や同業者からも称賛される会社を夢見ています、現在まだまだですけれど・・・。