>>>ほのぼの劇場 PART3
硝子の中年(kasai Brothers PART2)
キン○○ッズが歌う「硝子の少年」は、みずみずしくも壊れやすくて繊細な少年時代を表現したいい曲ですが、壊れやすいのは少年だけではありません。中年世代だって負けてませんよ〜。

これは、社長と専務(笠井兄弟)のご両親がまだ生きておられた頃のお話です。
 徳島に住むお父さんが入院しているので、兄弟そろって徳島まで様子を見に行こうということになり、1台の車で出発しました。

ここらでちょっと休憩しようと、路肩に車を止めました。
おもむろに弟が「小便してくるわ」と言って出ていく。どうということもなく見送る兄。
しかし間もなく、土手の下の方から弟の叫び声が聞こえました。あわてて駆けつけるとそこにはうめきながら苦痛にゆがむ弟の姿が。理解に苦しむ兄。
「くぅ〜・・・そこ飛び降りたら激痛が・・・」と弟。
そこ、と言われても。。。。。
そこには高さ20cmほどの段差しかありません。ますます理解に苦しむ兄。まさかこれしきの段差を飛び降りたぐらいで・・・しかし現にこうして尋常ではない苦しみ方をしています。
とにかくこれ以上歩けそうもないし、自分の車に乗せていくよりは、と救急車を手配しました。
そしてその搬送先は・・・。

一方、ここは兄弟のお父さんが入院している病院。お母さんも付き添いで病室にいました。
そこへ救急車のサイレン。病室の窓から覗くと、今まさに救急車が到着し、あわただしく患者さんが院内へ運ばれるという緊迫した場面が目の当たりにできました。
「ああやって事故か何かで運ばれてくるのも可愛そうやなあ。なぁ、お父さん。」「そうやなあ。」
穏やかに、そんな日常的な会話を一言二言連れ合いと交わしたお母さんの目に飛び込んできたもの。それはストレッチャーで運ばれる患者の見覚えある顔!
「ん!?あれ、則良の顔によう似とるんやけど、違うやろか!・・・まさかなぁ・・・ほんでもそっくりや!ちょっと下行って見てくるわ!」あわてて病室を飛び出すお母さん。そして、訳がわからずぼう然と取り残されるお父さんでした。


「あれ?なんで皆おるん・・・」
骨折の手術のため麻酔を打たれて眠っていた弟が目を覚まし、つぶやきました。
枕元には父母と兄、一家揃っています。
「おう、則良、身体大丈夫か?」
それは、病気で入院しているお父さんが、息子則良にかけた第一声でした。
見舞いに来たはずの人が見舞いの言葉をかけてもらうってどうよ、とばかりに安堵と笑いに包まれる笠井家でした。

過去お酒の席で、専務から二度ほどこの話を聞き、不謹慎にもそのたび腹筋がひきつるほど笑ってしまいました。(あまりに専務のトークが素晴らしくて。)
私自身は上に書いた内容のまま信じ込んでいたのですが、事実はちょっと違っていました。(酔っていたのか覚え違いをしていたようです・・・。)

ほんとうは・・・
1)お父さんが危篤だと聞いて、兄弟がかけつける途中の出来事だった。
2)弟が骨折したのは明石のフェリー乗り場だった。
3)兄が明石の病院に弟を放り込み、一人でお父さんの病院に向かった。(到着した時にはお父さんは危篤状態を脱していた。)
4)弟はそのあと結局、手術のために、お父さんのいる徳島の病院に搬送された。
・・・・・・・・・・・・事実の方もスゴくないですか?・・・・・・・・・・・・・

まぁとにかく、トシとともに骨ももろくなってくるだろうから、カルシウムをしっかりとってわずかな段差も油断することなく慎重に、という注意を喚起するエピソードではありました。(しかしこの頃の専務ってまだ30代だったのではー・・・。なんだこの硝子細工のようなもろさは!見てくれと違いすぎるんですけどー・・・。)
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